11月9日(日)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.396~京大やいかに~
本日は、大阪府教育庁主催のGLHS(グローバルリーダーズハイスクール)・文理学科合同プログラムである「京都大学」キャンパスガイド。各校から希望者が参加し、全体講演と、希望する学部に分かれる分科会の二部構成。大雨は難儀だったが、出町柳駅からの京都の雰囲気を感じつつ、京大へ向かう。私は、少し早めに到着し、途中にあるラーメン屋に向かったが、残念ながら定休日。それぐらい調べておけよ、と自嘲しながら第2希望のラーメン屋(すでに口がラーメンに…)へ。具材が多く、味も満足。100点満点とは行かなかったが、第2希望ならこれで良し。
京大到着後は、時計台記念館へ。生徒たちはなぜかいろんな方角から時計台へ向かってくる。もしかして、皆目当てのラーメン屋?そんなことはないだろうと雑な想像を巡らしながら開会を待つ。
開始は、北野高校校長先生からの「このプログラムはGLHS生だけが体験できるもの」「大阪府のGLHS生として、社会に貢献できるグローバルリーダーとなるべきです。期待しています!」との激励の挨拶から。全体講演では、経営学がご専門の山内裕先生から「サービスの学問」をテーマに、サービスとはお客様が上、店主が下ではなく闘いの場である、食事のマナーやルールについても様々な情報を上手く処理してイノベーションしていく、など、ある意味逆転の発想をもとに考える面白さを得た。そういえば、さきほどのラーメン屋の大将も無愛想だったな、あれも客の私との闘いだったか…。
分科会では、法学分野「リベラル・デモクラシー(自由民主主義)」、理学分野「体内時計の招待に迫る⁉」、医学分野「訪問看護師を対象とした身体的リハビリテーションプログラムツール」、工学分野「地球流体化学」、農学分野「昆虫変態の進化を探る」、人間・環境学分野「日本と朝鮮半島、サハリンに拡がる国境を跨いだ親族の繋がり及び食文化研究」の6講座に分かれて受講。皆熱心に集中して聴いていた。私も全体をぐるりと回ってあと、農学分野を受講、世界に存在する全動物の50%以上を閉まる昆虫の不思議について聴き、様々な知識と発見を得た。
生徒からは様々な質問があり、京都大学への進学意識の向上にもつながったと感じた。京大関係者の皆様に感謝いたします。
京大の時計台記念館はシンボルの一つ。立派な建物である。敷地内には、学部等が整然と配置されている。正門を出ると、すぐそばに吉田神社の鳥居がある。北西には百万遍交差点があり、賑やかだが、一歩構内に入ると、静かな環境が待っている。数年後、本日の参加者の何名がこの場所を自らの生活空間とするのか。実に楽しみである。Make it Kozy!自分のために、頑張るしかない!高津生!
この先は 出町柳が 最寄り駅
ちなみに、解散前のトイレで一緒になった他校の生徒がそばにいた友人に、「昼はラーメン食べ過ぎたなぁ」と一言。やはり彼らも・・・(笑)








