9月22日(月)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.351~SSHをどうぞ~
高津高校は、平成20年度にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、今年度は第Ⅳ期の3年め、トータル18年めとなる。本日は、年2回開催しているSSH運営指導委員会の第1回が開催された。このSSH運営指導委員会は、本校の取組、実績等について、外部の方々からさまざまなご意見を頂戴する機械であり、例えば校内で良かれと思って取り組んでいることも外部からの視点、客観的な視点から方向性を誤っていたり、もっと効率的で効果的な方法があったりと新たな気付きがあるかもしれないので、そのようなことを修正できる貴重な機会である。数年継続して委員を務めていらっしゃる方も多く、本校の取組について、深まった部分や変化した部分もよくご存知であり、奇譚のないご意見をたくさんいただいた。
現在の第Ⅳ期の大きなミッションの一つは、学校設定教科『創造探究』のさらなる充実である。校風「自由と創造」=Liverty&Creativityの頭文字をとって『LC』と名付けた課題研究。1年生から3年生の3年間、『LCⅠ』『LCⅡ』『LCⅢ』を実践する。1年生では、課題研究のいろはを学び、2年生で本格的に調査研究に取組み、発表する。そsて、3年生で論文としてまとめる。この一連の探究活動に取り組みながら、「主体的」に、「対話」を通じて、「深く」学ぶ。さらに、この活動を通して、進路意識の向上、自分の適性、学び方や興味関心の深まりを体感し、生徒自身の進路実現に結びつける。
そして、大きなミッションのもう一つは、この18年間で試行錯誤しつつ、しっかりとシステム化されてきた本校の課題研究を始めとするSSHとしての取組を、高津高校が地域の拠点校となり、他の高校に普及し、本校の取組をヒントにどこの学校のどの先生も課題研究の指導ができるようになること、そして、科学的人材育成の裾野を広げるために、小中学生にも科学実験講座や研究発表会にを体験してもらい、高津高校に入学し、卒業後も社会で活躍しながら、本校のSSHの取組に協力しれいただく。そのような持続可能な人材育成サイクルをめざしている。昨年度も実施していた科学実験講座も大好評で、参加者からは「理科がもっとすきになりました」「家に帰ってからも実験の続きをやっています」との声もあり、科学に対するハートに火がついたことを感じている。今年も12月に2回実施する予定。小中学生の皆さんはぜひ高津の科学を堪能してくださいね。
本日の運営指導委員会を通じて、高津高校の現在の取組に自信をもつとともに、さらなる充実と発展、生徒の成長に向けて、頑張らねばとの意欲が増した。生徒に負けじ。Make it Kozy!先生も頑張る、高津高校!
創造は 変化と挑戦 新世界







