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7月17日(木)校長ブログ「Make it Kozy!」vol.312~心をつかむ~

 本日は、1年生の「言語文化」と「音楽Ⅰ」の授業を見学。

 「言語文化」は、助動詞の復習。プリント教材でこれまでの学習理解を確認する。単語を覚えることが大事だが、本文中では活用が変化しているので、慣れるまでは見分けがつきにくい。すでに現代にはない語であれば、英語同様、違う言語として記憶に入ってきやすいが、現代語にある、または似ている語ほど頭が混乱する。

 一定時間問題を解き、教員が解説するが、生徒が間違う箇所はだいたい同じなので、そのポイントを重点的に解説する。文法の学習ではあるが、話の内容も面白い。受験と結び付けるなら、入試には同じ問題はほとんど出ない。いかに初見の問題が解けるかがポイントなので、目の前の問いに固執することなく、その問いから広がる様々な問いの形を想像することが「賢く」なる道だ。

 「音楽Ⅰ」は、合唱の練習。「青い鳥」をソプラノ、アルト、テノール、バスに分かれて合唱。いわゆる混声四部合唱というものだが、高校時代は「美術」を選択していたので、本気の合唱など記憶にない。生徒たちは、すでにこれまで何度か自分のパートを連数しているので慣れたもの。各パートの声はなかなかのクオリティ。低めの男子は少々合わず。教員が粘り強く丁寧に「もっと息を長く!」「膨らむような感じで」とアドバイスする。吸収力の早い生徒たちは、言われるままに真似ると一気に美しくなる。

 いよいよ合唱、と皆で歌うと、これまたなかなかの出来栄え。教員が気の付いたところを指摘し、生徒が修正。それを繰り返すごとにどんどん良くなる。「すごいきれい!」「上手~!」との褒め言葉に調子に乗った生徒たちは、ますます上機嫌。最後の合唱は、実にきれいな歌声だった。脇役に徹しているピアノ担当生徒の存在感も十分だ。

 この合唱は、12月の芸術文化発表会にて、「音楽Ⅰ」選択者全員で披露する。楽しみにしておこう!一生懸命と美しい心は、必ず伝わる。Make it Kozy!頑張れ、高津生!

  知らぬ間に 心つかまれ 目を瞑る

 

2025.07.17

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