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進路講演会(1年生)

 10月の「体験型進路学習Ⅰ」(職場訪問)で職業について理解を深めた後、「学問」に触れる初めての機会として進路講演会を実施しています。本年は11月9日(木)6限に、京都大学をはじめとする近畿圏の国公立大学の先生9名をお招きし、模擬講義をしていただきました。

 高津に入学してまだ半年しか経っていない1年生ですが、自分の進路を考え、大学・学部や2年生での選択科目を決めていくうえで、また、2年生での「体験型進路学習Ⅱ」(研究室訪問)に向けて進路意識を高めていくうえでも、貴重な50分間となりました。

 以下は講義一覧(講師氏名五十音順)です。また、生徒が書いた「聴講レポート」(特に印象に残ったフレーズと、それに対する意見や感想)の中から一部を紹介します。

「ポストコロニアルの日常を訪ねて」


  神戸大学大学院 国際文化学研究科    梅屋 潔 教授

■「“人種”という言葉はおかしい」  今まで「人種」という言葉はよく聞き使ってきました。けれど人間は肌や目、髪の色が少し違うだけで同じ種だと聞いて「人種」という言葉は確かにおかしいなと思いました。今まで「人種」という言葉を何の疑いもなく使っていたのでとても恐ろしいなと思いました。

■「whyは答えられないがhowは答えられる」  医者に「どのように(how)治療するか」は答えられるが「なぜ(why)自分は病気になったのか」は答えられない。言われて初めて気づき納得した。病気のことだけでなく、様々のことにも当てはまると思われる。例えば人類の誕生について、なぜ(why)生まれてきたかは分からないがどのように(how)生まれるかは分かる。

「蛋白質の一生 〜食品加工から薬のデザインまで〜」


 大阪府立大学大学院 理学系研究科    恩田 真紀 准教授

■「自分が関わったものができたときにはやりがいがあった。」  まだ自分の将来について大まかな想像しかできていない中でお話を聞いて、農学部に進むというイメージができてとても良かったです。そして理系で研究にかかわることで自分も何かその中で見つけられることがあるのではないかと思いました。

■「X線結晶構造解析」  X線は人間だけに使うものだと思っていました。でも、このような体内にある物質の研究にも使われていると聞いて驚きました。

「旅客機の設計」


 大阪府立大学大学院 工学研究科     小木曽 望 准教授

■「設計の分野において、正解はない。設計者が正解を決める」  これこそが創造分野の面白さで、これがあるから工学は奥が深く、どこまでも追及できるものだと思う。

■「資料は常に完璧なものではない」  資料を批判的な視点でも見ていかなければならないことを学びました。

「歴史から見る国際政治」


  大阪大学大学院 国際公共政策研究科   中嶋 啓雄 教授

■「アメリカにとって第二次世界大戦は“良い戦争”だった」  私はそうではないと思った。第二次世界大戦は、原爆投下もあったし、たくさんの被害があったのに、“良い戦争”ではないと思う。戦争すること自体が良いことではないし、良い戦争はないと思う。

■「これからの日米関係や、アジアとアメリカの関係について“どうなるか”ではなく“どうしていくか”」  “どうなるか”と何もしないのではなくて、“どうしていくか”と自ら何かをしていくことが大切だと思った。

「分子を作る仕事」


  京都大学大学院 工学研究科       松原 誠二郎 教授

■「ありえないことを再現できるのが理科の醍醐味」  この分野が一体どのようなものなのかの説明で、最もしっくりきたものだった。すごく楽しそうな分野だと思った。昔は不可能だと言われていた携帯電話も、今となっては当たり前になっているので、間違っていないと思った。

■「“研究をする”ということ」  私は今まで「研究をする」分野に興味がなかったけれど、ジャガイモ疫病の話のとき、「研究する」とは最終的に人の命を救う(医学などにつながる)ということを知り、大学のどの学部に進むのかという参考になった。

「心理学とはどのような学問か:知覚と認知の心理学」


  大阪大学大学院 人間科学研究科     森川 和則 教授

■「心理学に向いていない人はいない」  私たちの身近な所や日常生活にも心理学が利用されており、心理学が必要のない仕事はないと改めて思いました。自分はどの分野に向いているのか?と悩んでいたけれど、そのことについて改めて考え直すよいきっかけとなりました。

■「意識より前のレベルで錯視が生じるから、意識の所で真実を見ても錯視は続く」  私は真実を見たからには絶対にだまされないようにしようと思って画面を見ていたけれど、また同じように見えてすごく悔しくて、とても驚きました。

 

「発展途上国の経済分析」


大阪市立大学大学院 経済学研究科    森脇祥太 教授

■「1度地元を離れてみる」  自分の生まれた土地にずっといたままでは、気づけないことにきづくには、1度外に出てみると、自分の周りの環境のありがたみや素晴らしさに気づくことができるんだと思った。

■「先進国は一重、二重にも守られている」  普段は何とも思わず、生活しているが、2000年以上前から日本は整備され、暮らしやすい環境となっていると聞き、私たちは恵まれていると思った。

 

「緑の建築 ~環境と共に生きる建築とは~」


 大阪大学大学院 工学研究科       山中 俊夫 教授

■「建築は空間を作るものであるということです。」  建築は土木構造物とは違って人が過ごすので人が快適に過ごせるように、ということを考えながらしなければならない、ということが「なるぼど」と思いました。

■「今の建築には環境のことを考えることが必要」  確かに建築する人が私たち住む側の人たちのために快適かつエネルギーの節約を考えることも大切だと思うが、私たち住む側も住むときに環境に気をつかえる意識が多くの人に備わっていれば建築する人も余裕を持てるのでないかと思いました。

「人間の言語能力を探る」


 京都大学大学院 文学研究科       吉田 和彦 教授

■「修飾部+主要語」  複合語では、後が主要部でその前の語がそれを修飾するのだ。この関係は、習っていないのに、無意識に頭の中で、理解できている。無意識のうちに理解できているというのが、実際に感じとることができた。

■「様々な例から分析して定義づけることができる」  普段無意識に使っている連濁というしくみの様々な例を見て、説明していただくことで、連濁するものとしないものの違いがわかって興味がわきました。小さいころから気になっていたので、しくみを知れて嬉しかったです。

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