What's New 〜高津高校の今〜

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ニュージーランド語学研修

7月24日(月)から8月8日(火)まで、10名の生徒(1年生と2年生5名ずつ)と本校教員1名でニュージーランド語学研修に行ってきました。滞在中はニュージーランドの南島にあるピクトンという小さな、本当に綺麗な町でホームステイをし、Queen Charlotte Collegeで授業を受け、近くで色々なアクティビティに参加するプランでした。全員が様々な新しい体験ができ、満足して帰ってくることができました。簡単に報告をさせていただきます。

  

7月24日、伊丹空港から出発→羽田→成田→オークランド→25日のお昼にブレナムでやっとQueen Charlotte Collegeの先生&生徒何名かと合流しました。「ここから一緒にバスで学校に向かうけど、学校に着いたら、Welcome Ceremony で男子生徒一人が代表として、マオリ語でスピーチをする」と聞き、マオリ語で???と少し驚きました。長い旅で疲れていたのに、バスの中で一生懸命練習をしていました。学校に向かっている途中、先生が素敵な場所を紹介していただき、全員で写真を撮りました。学校に着いたら式がすぐ始まりました。ニュージーランドはマオリの文化を本当に大切にしており、最初式場に入っていくと、生徒たちと私が向こうの先生方&数名の生徒にマオリ風の挨拶(おでこと鼻をつける)をして、入って行きました。マオリの伝説芸能のKapa Haka(歌と呼びかけと踊りを組み合わせた迫力があるパフォーマンス)には心が響き、とても感動する式でした。式の後、生徒はホームステイの家族と一緒に帰りました。

【授業】参加した授業は、生徒たちのホームステイ先のバディーと同じ授業、日本語の授業、自分が受けてみたい授業(フォトグラフィー、クッキング、技術、体育など)でした。日本語の授業では、事前研修で作ったパワーポイントを使い、日本の文化を紹介する機会も何回かありました。

  • 日本と比べ、生徒の発言が多く、ためになった。
  • 現地の人の積極性、優しさをとてもよく知ることができた。
  • 全て英語で行われるので、数学などの専門用語の英語も覚えられてよかった。
  • クッキングの授業でケーキを作って楽しかったです。
  • 他の生徒の人たちと仲良くなれた&会話ができた。

 

【活動】Queen Charlotte College が遠足や学校での楽しいアクティビティを色々考えてくださって、普段できない経験がたくさんできました。Marae (伝統的なマオリ族の集会場)に入るため、学校でKapa Hakaを生徒たちが丁寧に教えていただき、実際Maraeに行って、特別なWelcome Ceremonyに参加させていただきました。私たちもKapa Hakaを行ったことで、ファミリになれました。Maraeで、スティックドラムも習い、学校の先生や、ホームステイ先の家族、地元の人々にパフォーマンスをしました。

2種類のカヤックの体験ができ、野生のアザラシを近くで見られたこと、Lochmara島の遠足でブルーペンギン、イルカ、エイ、色々な鳥やアートが見られたこと、インドアロッククライミング、ネルソンマーケットで買い物、水族館、Motuara Island Bird Sanctuaryで野生のキウイが見られたこと、Edwin Fox に乗れたこと、まだまだたくさんありますが、全てが印象的で、一生忘れられない思い出になったでしょう。

  

アンケートでは、生徒全員がアクティビティにとても満足と書いていました。

  • 本当に全部楽しかったです。特に離島に行ったのは楽しかったです。
  • Edwin Fox海賊など興味を持っていることを知れた。小鳥、カヤック、キウイ、ネルソン、ボルダリング、全部楽しかった!!

 

【ホームステイ】10名中、9名はとても満足と答えました。

  • 異文化の理解と交流によって、自分たちが考える世界の小ささを知った。
  • とても親切に接してくれたのでよかった。ごはんも思っていたよりよかった。
  • ホームステイの人がとても優しく、たくさん助けていただいた。

 

【英語】アンケートでは、話す力、聞き取る力、書く力、と読む力について聞きましたが、読む力以外、「かなり高まった」と「まあまあ高まった」と全員答えていました。

  • 予想していたよりも英語が通じた。
  • ずっと英語しかないという環境で生活できたので非常に(英語学習について)変化したと思う。

 

【全般について】

  • たくさん友達ができて、英語で話せて楽しかったです。
  • とても楽しく文化の違いなどを知識としてではなく、肌で実感できたことはこれからの人生の財産になるのだろうと感じた。
2017.08.31

KITEC2017を実施しました。

2017724日~27日の4日間、KITEC(Kozu Intensive Training of English Communication)という名称で英語の集中講座を実施しました。KITECは基本コースと発展コースがあり、基本コースは1年生全員、発展コースは12年生の希望者が受講します。どちらのコースも5名~10名までの少人数のグループに分かれ、ネイティブの英語講師1名が6時間の授業すべてを担当します。基本コースでは英語で自分の意見を言い、討論やディベートができることを目標とし、発展コースではさらに自分の考えや意見をまとめてプレゼンテーションができることを目標としています。

 

 最初はなかなか聞き取れなかったり、発言できなかった生徒が、6時間を英語だけで授業を受けることで少しずつ講師の先生の言っていることが分かるようになり、自分の意見を英語で理解してもらえたりすることで自信になったという感想が多くありました。アンケートの結果からもほぼすべての生徒が全体としてKITECの受講に満足しているという結果でした。また、講師の先生方からも生徒たちがいろいろな活動に積極的に取り組んでいてたいへん良かったとの声をいただきました。

<生徒の感想(一部)

・日本語をそのまま英語にするのではなく、英語で言えるように簡単な日本語にする訓練ができたと思うし、英語での意見交流の仕方も身についたと思う。

・少人数だったから、討論でも自分の意見を言えたし、先生がとてもフレンドリーで授業が楽しいと思えた。1日中英語漬けだったけれどとっても楽しかったし、とっても満足でした!

2017.08.29

岡山大学研修ツアー

8月5日に、1・2年生36名で岡山大学へ行きました。
午前中は理学部物理学科にて、本校の卒業生である川崎慎司准教授の講話と、野原実教授の熱電発電についての模擬講義を受けました。午後はいくつかに分かれて行動し、希望する学部のオープンキャンパスに参加したり、理学部物理学科の低温物性物理学研究室での超伝導に関する実習に取り組んだりしました。
日帰りのツアーのため、岡山大学であまり多くの活動をすることはできませんでしたが、最先端の研究や各学部での取り組みに触れることで大学での学びについてより深く考える機会になりました。また、これまで訪れる機会があまりなかった岡山大学の素晴らしい面を知ることができ、進路を考える上での選択肢を広げるきっかけになったと思います。

2017.08.29

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